歯肉炎ってどんな病気!?原因や症状、治療方法などを徹底解説します!

口腔内の病気の中でも特に多い「歯肉炎」とは一体どんな病気なのでしょう!?歯肉炎になる原因や症状、また治療法などを解説したいと思います。歯磨きをしていて痛いなと感じた場合、虫歯ではなく歯肉炎の可能性もありますので今回の記事を確認していただいたらセルフチェックしてみましょう!

歯肉炎の基礎知識

歯肉炎とは

簡単に言うと「歯茎に限局した炎症」です。歯茎が赤くなったり、少し腫れたりします。

症状は

ほとんどが無症状で気づかないことが多いです。ただ、ブラッシング時に痛みを感じたり、出血があったりします。痛みを感じることがあるため虫歯と勘違いすることも結構多いです。

時々歯茎の状態は鏡でチェックしてみてください。歯肉炎の症状としては3つです

  • 赤くなる
  • 腫れる
  • 出血する

原因は

歯肉炎の原因は歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊が主な原因となります。歯垢は歯と歯茎の境目にたまります。この歯垢は歯磨きで落とすことができますが、たまったままだとその周囲の歯茎が炎症を起こします。これが「歯肉炎」です。また風邪など免疫力の低下している時は歯肉炎になりやすいです。

歯肉炎の種類

  • 単純性歯肉炎:プラークが原因の歯肉炎。多くの場合はこの歯肉炎です。
  • 薬の副作用による:血圧やてんかんの薬の副作用で起こる歯肉炎
  • 妊娠性:女性ホルモンのバランスが崩れることで起こる歯肉炎
  • ヘルペス性:ヘルペスウイルス感染によって起こる歯肉炎
  • 急性懐死性:口腔内の細菌が急に増えることによって起こる歯肉炎
  • 慢性剥離性:免疫力の低下によって起こる歯肉炎

多くの場合は「単純性歯肉炎」です。この歯肉炎をそのまま放置していると・・・「歯周病」になってしまいます。この歯周病は歯肉炎とは違い怖い病気です。

歯肉炎と歯周病の違い

歯肉炎:歯茎の炎症

歯周病:歯茎の炎症、歯を支えてる骨の破壊が起こる→歯がグラグラしてくる

歯周病になると歯を支えてる骨の破壊まで起こってくるため歯が動いてきます。重度になると歯が抜けてしまう怖い病気です。

歯肉炎の治療

歯肉炎は治る病気です。ではどのようにしたら治るのでしょうか!?

まずはしっかりと歯磨きをしましょう!プラークを除去することが大事です。毛先が歯肉炎の部分に触れると痛むことがありますので力を入れずに優しく磨いてください。その際に出血することがありますが、優しく磨いて出血する分は出してしまって構いません。出血と一緒に悪いばい菌も出てきますので

数日しっかりと歯磨きをして落ち着いてくるようであれば様子を見ても良いと思いますが、なかなか治らない場合は他に原因があるかもしれないので歯科医院へ行きましょう。例えば詰め物が欠けてたりすると毎回たくさんの汚れ(プラーク)が残りますので、詰め物を直さないと治らないこともあります。

まとめ

今回は「歯肉炎」の基礎知識から治療法までご紹介しました。歯肉炎の状態であれば治癒する病気ですが、いつの間にか歯周病に移行してしまうと治癒が難しくなってしまいます。毎回でなくても歯肉炎のセルフチェックを心がけましょう!もちろん確認できない場所(上の奥歯など)もあると思いますので時々は歯医者に行って検診を受けた方が良いです

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